羽村市の戸建て ベランダ下の雨漏りにバルコニー防水|施工事例
東京都羽村市内の築32年の戸建てで、ベランダ(バルコニー)の下にある1階和室の側壁に雨漏りの跡が見つかり、管理会社様からのご依頼で、漏水が想定された手摺支柱と笠木の取合い(笠木の継ぎ目を含む)と東面の庇廻りのシーリングの打ち替え、バルコニーのウレタン防水を行いました(2026年11月・足場なし)。※建物名・所在地・お客様名は掲載していません。
この記事は、戸建て住宅の管理を任されている管理会社のご担当者様と、そのオーナー様に向けて書いています。工程と施工後の様子を、巧正株式会社(八王子市)の現場写真でまとめました。

ベランダ・バルコニーまわりの雨漏りは、無料建物診断で現地を確認します。お電話:042-508-3134(9:00〜18:00/日曜定休)/お問い合わせフォーム(24時間受付・1営業日以内にご連絡)
工事概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都羽村市内 |
| 建物 | 戸建て住宅(築32年) |
| ご依頼 | 管理会社様経由 |
| 症状 | ベランダ(バルコニー)の下にある1階和室の側壁に雨漏りの跡 |
| 工事内容 | 下地処理/手摺支柱・笠木金物の取合い部と笠木の継ぎ目(ジョイント)のシーリング/バルコニー(平場・立上り)のウレタン塗膜防水 密着工法(高強度ウレタン GO-ZIN)/東面の庇廻り(庇の取合い・サッシ廻り)のシーリング |
| 工期 | 2026年11月 |
| 足場 | なし |
現地で確認したこと
現地で漏水が想定された箇所は、手摺支柱と笠木の取合い(笠木の継ぎ目を含む)と東面の庇廻りです。この2か所をシーリングの打ち替えの対象とし、バルコニーの床と立上りの状態も確認しています。
バルコニーの床:立上りの際にコケと汚れ
細長いバルコニーの腰壁(手摺側)の立上りの際に沿ってコケと汚れが帯状についていました。

手摺支柱の根元:笠木との取合い
手摺は、バルコニーの腰壁の上にかぶせた金属の笠木に、木製の支柱が立つ形です。支柱が笠木に取り付く根元は、金物と支柱のすき間をシーリングでふさいでいる部分です。この取合いと笠木の継ぎ目(ジョイント)は、漏水が想定された箇所のひとつです。

東面の庇廻りとサッシ廻り
もう1か所、漏水が想定されたのが、東面の1階の窓の上にある庇と外壁の取合いです。その下の1階の窓廻り(サッシ廻り)もあわせて工事の対象にしました。
工事の内容と工程
工事は次の5工程で行いました。施工は協力会社の職人が行い、巧正株式会社が元請けとして工程と品質を監理しています。
工程1:下地処理
防水材が密着するよう、まず床と立上りを整えました。
- 高圧洗浄で床・立上りの汚れを洗い流す
- 旧塗膜・付着物・コケをケレン(削り落とし)で取り除く
- 防水面の膨れた部分を切開して処理する
- 清掃して、十分に乾燥させる


工程2:手摺支柱・笠木金物の取合い部と笠木の継ぎ目のシーリング
手摺支柱と笠木金物の取合い部、笠木の継ぎ目(ジョイント)は、既存のシーリングを撤去してから、新しく充填しました。
- 既存のシーリングを撤去し、清掃する
- マスキングテープで周囲を養生する
- プライマー(接着をよくする下塗り材)を塗る
- 変成シリコン系のシーリング材を充填する
- ヘラで押さえて、すき間なく密着させる


工程3:バルコニーのウレタン防水(密着工法)
床(平場)と立上りの両方を、ウレタン塗膜防水 密着工法(高強度ウレタン GO-ZIN)で仕上げました。プライマー、1層目、2層目、トップコートの順です。ウレタンとFRPの違いは「ウレタン防水とFRP防水どっちを選ぶ?」、仕上げのトップコートの役割は「防水のトップコートとは」で解説しています。




工程4:東面の庇廻りのシーリング
東面の庇の取合いとサッシ廻りは、マスキング、プライマー、変成シリコン系シーリング材の充填の順で施工しました。


工程5:完了確認・清掃
施工した箇所を確認し、バルコニーと作業場所を清掃して工事を終えました。各工程は写真で記録しています。
施工前と施工後を比べる
バルコニー(ほぼ同じ向きから)


手摺支柱の根元


東面の庇と、その下の1階の窓廻り



担当者の所見
施工管理部の所見|手摺支柱の根元は、笠木との取合いに雨が回りやすい部位です
笠木の上に支柱が立つ手摺は、支柱が笠木に取り付く根元にすき間ができるため、一般にそこをシーリングでふさいでいます。シーリングが切れたり痩せたりすると、根元から笠木の下へ雨水が回ることがあります。この現場では根元の既存シーリングを撤去して打ち直し、床と立上りの防水層も新しくしました。散水調査は行っていないため、どこから水が入っていたかまでは特定していません。手摺支柱の根元からの雨漏りの考え方は「手すり支柱の根元からの雨漏り」で詳しく解説しています。
今回の工事範囲に含めなかったもの
今回は、漏水が想定された手摺支柱と笠木の取合い(笠木の継ぎ目を含む)と東面の庇廻りのシーリングを打ち替え、バルコニーの床の防水層を新しくするところまでが範囲です。次の2点は含めていません。
- 改修用ドレン(排水口)の交換
- 1階和室の側壁の内装の復旧
雨漏りの原因を一か所に特定するには、散水調査などの調査が必要です。調査の方法と費用の考え方は「雨漏り調査の方法と費用」、部位ごとの原因の見分け方は「雨漏りの原因はどこ?部位別の見分け方」にまとめています。
ベランダ・バルコニーまわりの雨漏りは、無料建物診断で確認します
無料建物診断では、雨漏りの跡と、バルコニーの防水面・取合いの状態を現地で確認します。管理会社様経由のご依頼も、オーナー様へ転送できる形で報告書をお渡しします。管理会社・不動産会社のご担当者様向けのご案内は「管理会社・不動産会社・建設会社・設計事務所の方へ」にまとめています。現地調査から報告書・お見積りまでは10日前後です。お問い合わせは24時間受付・1営業日以内にご連絡します。
お電話:042-508-3134(9:00〜18:00/日曜定休)
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 足場を架けずにバルコニーの防水工事はできましたか?
A. この現場では足場なしで施工しました。足場の要否は作業位置と建物の形で変わるため、現地調査で判断します。
Q2. 雨漏りの原因は特定できましたか?
A. 散水調査は行っていないため、原因の特定までは行っていません。漏水が想定された箇所は、手摺支柱と笠木の取合い(笠木の継ぎ目を含む)と東面の庇廻りです。この2か所のシーリングを打ち替え、バルコニーの床の防水層を新しくしました。原因を確かめたい場合は、散水調査などの方法をご提案します。
Q3. 管理会社から依頼することはできますか?
A. できます。この工事も管理会社様からのご依頼でした。調査結果や工事内容は、オーナー様へ転送できる形の報告書でお渡しします。
Q4. シーリングはどの部位に打ちましたか?
A. 手摺支柱と笠木金物の取合い部、笠木の継ぎ目(ジョイント)、東面の庇の取合い部とサッシ廻りです。シーリング材は変成シリコン系を使いました。
Q5. ウレタン防水の密着工法とは何ですか?
A. 液状のウレタン樹脂を下地に直接塗り重ね、下地に密着させて継ぎ目のない防水層をつくる工法です。FRP防水との違いや選び方は「ウレタン防水とFRP防水どっちを選ぶ?」で解説しています。
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- 管理会社・不動産会社・建設会社・設計事務所の方へ
巧正株式会社は八王子市大和田町を拠点とし、2014年の創業から累計1,000件超の建物修繕に携わってきました。八王子を拠点に、東京・神奈川・山梨で修繕工事をお受けしています。
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執筆・監修:巧正株式会社(外壁診断士・2級建築施工管理技士補 在籍)
八王子の外壁塗装・屋根工事 よくあるご質問
- Q. 巧正の外壁塗装の保証期間はどれくらいですか?
- 採用塗料グレードによって異なります。無機塗料(ダイナミックMUKI)・ラジカル制御塗料(ダイナミックTOP)は最長10年保証です。その他の塗料の保証年数は、仕様に応じてお見積りの際にご説明します。
- Q. 八王子市の補助金は使えますか?
- 八王子市には住宅関連の助成金制度があります。詳しくは八王子市の外壁塗装助成金まとめをご覧ください。
- Q. 相見積もりは可能ですか?
- はい、相見積もり大歓迎です。しつこい営業は一切いたしません。外壁診断士による写真付き無料診断を実施しています。
- Q. 雨漏りしているのですが対応可能ですか?
- はい、対応可能です。原因特定が最も重要なので、外壁診断士による現地調査と必要に応じて散水試験を実施し、根本原因を特定したうえで最適な工法をご提案します。
- Q. 八王子市以外のエリアでも対応してもらえますか?
- 八王子市内全域・多摩地区(日野市・多摩市・立川市・昭島市・あきる野市ほか)を対応エリアとしています。お問い合わせフォームからご相談ください。
