鉄部塗装の見積の読み方|部位別に塗料が変わる理由と確認する3か所
大規模修繕の見積書に「鉄部塗装工事 一式」と書かれていることがあります。金額だけを見て他社と比べたくなりますが、この一行の中身は、実際には数十の項目に分かれています。八王子・多摩でマンションやビルの大規模修繕を行う巧正株式会社(創業12年・八王子で累計1,000件超)が、見積書のどこを見れば中身を確かめられるのかをご説明します。
結論:鉄部塗装の見積は「一式」では比較できません
鉄部塗装は、屋上・共用廊下・エントランス・バルコニー・外構と、建物じゅうに点在する部材を対象にした工事です。塗料の規格は部位ごとに変わり、単位も「箇所・基・m・台」が混在します。しかも規格欄が空欄のまま並ぶ行も出ます。この状態で「一式いくら」を並べても、同じものを比べていることにはなりません。見るべきは①項目が分かれているか②塗料と回数が書かれているか③「箇所」に寸法が添えられているかの3点です。
お手元の見積書の鉄部塗装の項目について、内容をご説明します 042-508-3134(9:00〜18:00/日曜定休) / 無料診断のお申し込み
鉄部塗装とは|鉄でないものも含まれます
鉄部塗装とは、建物の金属部分を塗り替える工事です。外壁や屋上防水と違って、対象が建物じゅうに点在しているのが特徴です。

ここで先にお伝えしておきたいことがあります。この工種の正式な名称は「鉄部塗装工事」ではなく「鉄部等塗装改修工事」と書かれることがあります。この「等」には意味があります。
たとえば塩ビ製(塩化ビニル樹脂)の竪樋です。鉄ではありませんし、錆びることもありません。それでも塗装の対象として、鉄部塗装の工種に計上されることがあります。

「鉄部塗装」という言葉から鉄の部材だけを思い浮かべると、見積書の中身とずれます。実務では「塗り替える必要のある、外壁でも防水でもない部材」がここに集まってきます。
見積では、どんな区分と項目に分かれるのか
鉄部塗装の内訳は、多くの場合建物の場所ごとの区分に分かれ、その中に部材ごとの項目が並びます。分譲マンションでよく見かける区分と、そこに入る代表的な対象は次のとおりです。
| 区分 | そこに並ぶ代表的な項目 |
|---|---|
| (1) 屋上廻り | 避雷針/アンテナ基礎架台/消防用補給水槽/給水管(ラッキング)/通気管/ドレン金物 |
| (2) 共用廊下・階段廻り | 各戸玄関扉枠/メーターボックス/感知器収納箱/端子盤/屋内消火栓BOX/ドレン金物 |
| (3) エントランスホール廻り | 管理事務室扉枠/倉庫扉・枠共 |
| (4) バルコニー廻り | 竪樋(塩ビ製)/パーテーション/ドレン金物 |
| (5) 外構・駐車場廻り | PL盤/粉末消火設備BOX/消火器BOX/駐車場パレット/各種支柱/隣地目隠しフェンス控え柱 |

項目の数は建物の規模と設備によって変わります。ただ「共用廊下・階段廻り」と「外構・駐車場廻り」で全体の半分以上を占めることが多いという点は、多くの物件に共通します。戸数分だけ数が出る玄関扉枠やメーターボックス、屋外に点在する支柱類がここに入るためです。
まず見ていただきたいのは、この区分と項目がそもそも書かれているかどうかです。「鉄部塗装 一式」の一行しかなければ、どの部材が入っていてどれが入っていないのかを、発注する側が確かめる手立てがありません。
部位ごとに、塗料は使い分けられます
ここがこの記事でいちばんお伝えしたい点です。鉄部塗装は「ケレンして錆止めを塗って、上塗り2回」という一つの仕様で全部を塗るわけではありません。下地の素材と、その部材が置かれている環境によって、指定される塗料が変わります。
| 対象部位 | 規格欄に書かれることの多い塗料 |
|---|---|
| 避雷針/アンテナ基礎架台 | ケレン・常温亜鉛メッキ塗料 |
| 消防用補給水槽 | ケレン・遮光性塗料・ウレタン |
| 通気管 | ケレン・アルミニウムペイント |
| 各戸玄関扉枠 | ケレン・錆止め兼用塗料 |
| 竪樋(塩ビ製)/パーテーション | ケレン・弱溶剤形ポリウレタン塗料 |
| ドレン金物 | ケレン・変性エポキシ樹脂系塗料 |

共通しているのは、どれも頭に「ケレン」が付くという点です。違うのは塗料そのものです。次の章で、なぜこう分かれるのかを部位ごとにご説明します。
なぜ塗料が分かれるのか|素材と置かれている環境で決まります
避雷針・アンテナ架台に「常温亜鉛メッキ塗料」
屋上の避雷針やアンテナの架台は、多くの場合溶融亜鉛メッキ処理された鋼材です。亜鉛メッキは、亜鉛が先に溶けることで下の鉄を守る仕組みで、年月とともにその亜鉛の層が失われていきます。

常温亜鉛メッキ塗料は、塗膜の中に亜鉛の粉末を高い比率で含む塗料です。塗ることで、失われた亜鉛の層を補い直すという考え方になります。避雷針は屋上でいちばん高い位置にあり、雨も日射も直接受け、次に足場が架かるまで手を入れにくい部材です。下地の防食の仕組みに合わせた仕様が選ばれます。なお、この上に上塗りを重ねるかどうかは仕様によって変わるため、確認が必要な点です。
消防用補給水槽に「遮光性塗料・ウレタン」
この項目だけ、単位が「箇所」ではなく「基」で書かれることがあります。水を貯めておく設備そのものを1つと数えるためです。

ここで指定されるのが「遮光性塗料」です。水を貯めておく容器に光が透過すると、内部で藻が発生する原因になります。遮光性塗料が使われるのは、一般にFRP製など光を通す材質の水槽です。見た目の色を整えるためではなく、光を通さないという機能のために選ばれていると読んでください。ここも「鉄部等」の「等」に当たる部材です。
通気管に「アルミニウムペイント」
通気管は、排水管の中の空気を屋上へ逃がすための管です。屋上に突き出た短い立ち上がりで、遮るものがない位置にあります。

アルミニウムペイントは、塗膜にアルミの微細な粉(リーフィングアルミ)を含む塗料です。塗膜の表面でアルミの薄片が層をつくり、日射を反射して塗膜の下へ届く紫外線と熱を減らす働きがあります。
玄関扉枠に「錆止め兼用塗料」
各戸の玄関扉枠は戸数分の数があり、居住者の方が毎日触れる部位です。ここに「錆止め兼用塗料」が指定されることがあります。
錆止めと上塗りを兼ねる塗料は、一般に防錆顔料を含む上塗り塗料を指します。錆止めを別に塗る仕様と比べれば工程が1回分少なく、各戸の扉を開け閉めできない時間を短く抑えられる場合があります。ただしなぜその塗料なのかは、見積書の一行からは読み取れません。共用廊下の工事は居住者の生活動線に直接影響するので、確認しておく価値があります。
塩ビ竪樋とパーテーションに「弱溶剤形ポリウレタン塗料」
ポイントは「弱溶剤形」です。強い溶剤を使う塗料は、塩ビなどの樹脂を侵して表面を傷めることがあります。塩ビ製の竪樋という下地に合わせて、溶剤の強さを抑えた塗料が選ばれます。バルコニーは居住者の生活空間に接しているため、においの面でも意味があります。
ドレン金物に「変性エポキシ樹脂系塗料」
変性エポキシ樹脂系の塗料は、錆止めとして広く使われるものです。

ドレンは雨水が集まって滞留する場所で、金物が濡れている時間がいちばん長くなります。錆止めの性能が問われる部位に、錆止めとして実績のある塗料が当てられるわけです。
なおドレンについては、同じ建物の中でも「防水改修工事の側で改修用ドレンを設置する部位」と「鉄部塗装工事の側で塗装する部位」に分かれます。その分かれ方は改修用ドレンとは|どの部位に設置され、見積書のどこに出るかで詳しく扱っています。
規格欄が空欄の行は、必ず確認します
ここまで部位ごとの塗料をご紹介しましたが、実際の見積書では規格欄に塗料が書かれていない行のほうが多いこともあります。塗料名が入っているのは一部の行だけ、という状態です。

規格欄が空欄になりやすいのは、たとえば次のような項目です。
- メーターボックス(両面/扉両面)…設置場所ごとに複数行に分かれ、寸法もそれぞれ違います
- 屋内消火栓BOX…共用廊下に点在します
- 端子盤…「表面のみ」と注記されたものと、注記のないものが混ざることがあります
- ドレン金物(共用廊下・階段廻り)…同じ「ドレン金物」でもバルコニー側には塗料の指定があるのに、こちらには記載がないことがあります
- 駐車場パレット…機械式駐車場の車を載せる部分です
- 隣地目隠しフェンス控え柱…長さの違う支柱が複数行に分かれます
これは書き漏らしとは限りません。数量書の様式によっては、共通の仕様を特記仕様書などの別紙にまとめ、内訳の各行では省略することがあります。ですから「書かれていない=手抜き」という読み方は正しくありません。
ただ、管理組合として確認する価値があるのはまさにここです。「塗料の書かれていないこの行は、どの塗料で何回塗る想定ですか」。同じ「ドレン金物」でも部位によって指定が違うことがある以上、書かれていない項目に何が入るかで、金額も耐久性も変わります。
私たちが数量表をお出しするときは、全項目に塗料と回数を入れた状態でご説明しています。比較していただくには、まず同じ土俵に載せる必要があるからです。
単位が「箇所・基・m・台」で混在します
もうひとつ、比較を難しくしている要因があります。数量の単位がそろっていません。

| 単位 | そう数えられる対象の例 |
|---|---|
| 箇所 | 玄関扉枠/メーターボックス/ドレン金物/端子盤/各種支柱 |
| m | 竪樋(塩ビ製)/給水管(ラッキング) |
| 基 | 消防用補給水槽 |
| 台 | 駐車場パレット |
外壁塗装なら「㎡あたりいくら」で比べられます。鉄部塗装にはその共通の物差しがありません。「1箇所」の中身が、人が通れる大きさの玄関扉枠のこともあれば、細い支柱1本のこともあるからです。
だからこそ、ていねいな見積書は「箇所」の横に寸法を添えています。「箇所」という単位のあいまいさを、寸法で補っている形です。

見積書を受け取ったら、「箇所」の横に寸法が書かれているかを見てください。寸法がなければ、その「1箇所」がどれくらいの大きさを指しているのかを、発注する側が確かめる手立てがありません。
鉄部塗装の工程|ケレンが仕上がりを決めます
塗料は部位ごとに違っても、下地をつくる工程は共通です。ここからは鉄部塗装の一般的な工程をご説明します。

1. ケレン(下地処理)
浮いた旧塗膜と錆を落とし、塗料が食いつく面をつくる工程です。ワイヤーブラシ、サンドペーパー、電動工具などを使い分けます。ここが甘いと、どんな塗料を使っても数年で塗膜ごと剥がれます。
鉄部塗装で最も差が出るのがこの工程です。しかも塗った後からは見えません。足場があるうちに、途中の状態を写真で残しておくことをおすすめします。
ケレンには等級があります
ひとくちにケレンといっても、どこまで落とすかで手間がまったく違います。一般に1種から4種の等級で呼び分けられ、マンションの大規模修繕で行われるのは、おおむね3種から4種です。
| 等級 | 落とす範囲 | 主な工法 |
|---|---|---|
| 1種 | 旧塗膜と錆を全面除去し、素地を出す | ブラスト処理(工場・橋梁など) |
| 2種 | 錆と劣化塗膜をほぼ全面除去 | 電動工具+手工具 |
| 3種 | 浮いている塗膜と錆を除去し、健全な塗膜は残す | 電動工具・手工具 |
| 4種 | 粉化物と汚れを落とし、表面を粗くする | 手工具(サンドペーパー等) |
錆が進んだ部材に4種で済ませれば、塗ってもすぐに浮きます。逆に健全な部位に必要以上の等級を当てれば、その分の手間が金額に乗ります。見積書の規格欄に「ケレン」としか書かれていない場合は、「どの等級を想定していますか」と聞いてみてください。部位によって等級を変えるのが実務です。
2. 錆止め(下塗り)
錆の進行を抑える塗料を塗ります。変性エポキシ樹脂系や、亜鉛を含む塗料がこれにあたります。「錆止め兼用」と書かれた塗料は、この下塗りと上塗りを1種類で兼ねるものです。
3. 上塗り
色と耐候性をつくる層です。1回で必要な膜厚は出ないため、2回に分けるのが一般的です。分けることで塗り残しも減ります。
ここで見積書の書き方について、ひとつお伝えしておきます。規格欄が「ケレン・○○塗料2回」という一行だけで、錆止めと上塗りが工程として分けて書かれていないことがあります。その場合、「2回」が上塗り2回を指すのか、錆止め1回+上塗り1回なのか、この一行からは読み取れません。
これも確認すべき点のひとつです。「この2回は、何を何回塗るということですか」。錆止めが別に立つかどうかで、工程数も金額も変わります。
見積書で確認する3か所
ここまでの内容を、実際に見積書を見るときの手順にまとめます。

- 項目が分かれているか…「鉄部塗装 一式」の一行で終わっていないか。区分ごとに項目が並んでいるかを見てください。分かれていなければ内訳の提出を求めてください
- 規格欄に塗料と回数が書かれているか…塗料名のない行がいくつあるか数えてください。別紙の仕様書にまとまっていることもあるので、空欄が多ければ「どこに書かれていますか」と聞いてください
- 「箇所」に寸法が添えられているか…寸法のない「1箇所」は、大きさの前提が共有されていません
この3点がそろっていれば、複数社の見積を並べたときにどこが違うのかを指で追える状態になります。逆にそろっていなければ、金額の差が仕様の差なのか、単価の差なのかが判別できません。
見積の比較そのものの進め方は八王子の管理組合向け大規模修繕の進め方|全10ステップにまとめています。
お手元の見積書の「鉄部塗装 一式」、中身をご説明します
巧正では現地を見て、部位別・塗料別・寸法つきの数量表をお出しします。
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塗り替えの周期と、長期修繕計画での位置づけ
国土交通省の「長期修繕計画作成ガイドライン」では、推定修繕工事の項目として鉄部塗装が「雨掛かり部分」と「非雨掛かり部分」に分けて示されています。ここでも、同じ鉄部塗装が置かれている環境で区別されているわけです。周期の数値はガイドラインの改定で見直されることがあるため、長期修繕計画に反映する際は最新版でご確認ください。
実務上は、足場を架ける大規模修繕のタイミングで鉄部もまとめて塗り替えるのが一般的です。ただし鉄部塗装は外壁塗装より周期が短く見込まれる項目で、周期の途中で錆が進む部材も出ます。
実際の劣化速度は部位によってかなり違います。屋上の避雷針のように雨も日射も直接受ける部材と、共用廊下の内側にある端子盤とでは、置かれている条件がまったく違うからです。一般には次のような差が出ます。
- 劣化が早い場所…屋上(避雷針・アンテナ架台・通気管)、バルコニーのパーテーションや竪樋、外構の支柱の根元
- 比較的もつ場所…共用廊下の内側にある扉枠・端子盤・消火栓BOXなど、雨が直接当たらない部位
- 先に錆が出る箇所…水が溜まる下端、部材どうしの接合部、ボルトまわり
周期の間に錆が進んだ部材があれば、次の大規模修繕を待たずに部分的に手を入れる判断もあり得ます。特にフェンスの控え柱や支柱類は、錆の進行が安全に直結します。長期修繕計画の考え方は長期修繕計画書の見方・作り方をご覧ください。
工事期間中、居住者の方に影響が出ること
鉄部塗装は、対象が生活動線の上に点在しているため、居住者の方への影響が出やすい工事です。見積書の項目からも、どこに影響が出るかが読み取れます。
- 各戸玄関扉枠…塗装中と乾燥中は扉枠に触れられません。開け閉めの制限をお願いする時間帯が出ます
- メーターボックス…検針や点検の日程と重ならないよう調整が必要です
- バルコニーの竪樋・パーテーション…バルコニーへの立ち入りと、洗濯物を干せない日が出ます
- 駐車場パレット…機械式駐車場は、塗装のあいだ入出庫を止める必要があります
工程表を受け取るときは、金額の話とは別に「どの部位が、いつ、何日間使えなくなるか」を確認してください。この4つは、事前の告知が足りないと問い合わせが集中しやすい項目です。
鉄部以外の工種も含めた見積書全体の読み方は、大規模修繕の見積書の見方にまとめています。共通仮設と直接仮設の違いや諸経費の見方もそちらで確認できます。
よくある質問
Q1. 「鉄部塗装 一式」としか書かれていない見積は、断るべきですか
断る必要はありませんが、内訳の提出を求めてください。一式表記そのものが問題なのではなく、内訳がないと比較できないことが問題です。求めても内訳が出てこない場合は、その理由を確認してください。
Q2. 塗料の種類が多いほど良い工事なのですか
種類の多さ自体が品質ではありません。下地と環境に合っているかどうかが判断のポイントです。亜鉛メッキ鋼材に常温亜鉛メッキ塗料、塩ビの竪樋に弱溶剤形、水槽に遮光性というように、それぞれ理由の説明がつく選び方になっているかを見てください。逆に、全部位を1種類の塗料で塗る仕様であれば、その理由を確認する価値があります。
Q3. 塩ビの竪樋は、塗らないという選択はできますか
できます。塩ビは錆びないため、錆の進行を止めるという目的では塗る必要がありません。ただし紫外線で表面が劣化して色あせや白化が起きるため、外観をそろえる目的で塗るのが一般的です。竪樋は建物じゅうに回っていて長さが出るため金額にも影響しますので、外すかどうかは管理組合で判断できる項目です。その際は「塗らない場合の見た目」を確認したうえで決めてください。
Q4. ケレンがきちんと行われたか、後から確認できますか
塗装後は確認できません。着工前に「ケレン後の写真を部位ごとに残してください」と伝えておくのが確実です。錆止めを別に塗る仕様なら、錆止め後の写真も加えてください。点在する部位すべてを撮るのは現実的でないため、屋上・共用廊下・エントランス・バルコニー・外構の5区分から代表箇所を決めておく方法をおすすめしています。
Q5. 錆がひどい部材は、塗装ではなく交換になりますか
断面が減るほど錆が進んだ部材や、手すり・フェンス控え柱のように安全に関わる部材は、交換の判断になることがあります。これは足場を架けて近くで見るまで確定できません。見積の段階で「交換が必要になった場合の扱い」を決めておくと、工事中の追加費用の話がスムーズになります。
Q6. 戸建ての鉄部塗装も同じ考え方ですか
考え方は同じで、規模と部位が違います。戸建てでは玄関ドア枠、面格子、雨戸、シャッターボックス、手すり、物置などが対象です。八王子市内での戸建ての施工例は八王子市中野山王の鉄部塗装|施工事例でご覧いただけます。
まとめ
- 鉄部塗装は屋上・共用廊下・エントランス・バルコニー・外構に点在する部材が対象になる
- 塗料は下地の素材と置かれた環境で使い分けられ、ひとつの仕様で全部を塗るわけではない
- ただし規格欄が空欄のまま並ぶ行がある。ここが確認すべき点
- 単位が箇所・基・m・台で混在するため、㎡単価のような共通の物差しがない
- だから「鉄部塗装 一式」の金額だけでは比較できない
巧正では、現地を確認したうえで部位別・塗料別・寸法つきの数量表をお出ししています。他社様のお見積りをお持ちいただければ、どの項目がどう違うのかを一緒に確認するところからお手伝いします。
042-508-3134(9:00〜18:00/日曜定休) / 無料診断を申し込む
執筆・監修:巧正株式会社 施工管理部(外壁診断士・2級建築施工管理技士補(仕上げ)在籍)|八王子市内 累計1,000件超の施工実績
本記事は、八王子・多摩地域での大規模修繕の実務にもとづいて、鉄部塗装の見積書の読み方をまとめたものです。特定の物件の数量・金額は掲載していません。修繕周期については、国土交通省「長期修繕計画標準様式、長期修繕計画作成ガイドライン・同コメント」の最新版をご確認ください。
