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八王子のビル屋上防水 施工事例|通気緩衝工法の全工程を写真で解説

八王子市内のビルで実施した屋上ウレタン塗膜防水(通気緩衝工法)と外階段・踊り場の防水工事の施工事例です。伸縮目地(エラスタイト)の撤去から、カチオン樹脂による下地処理、プライマー、通気緩衝シート、脱気筒、ウレタン2層塗布、トップコートまで、実際の現場写真で全工程をご紹介します。※所有者様のご意向により、建物名・所在地の詳細は非公開としています。

目次

工事概要

項目内容
建物八王子市内のビル(名称・所在地は非公開)
既存下地押えコンクリート(シンダーコンクリート)仕上げの屋上
工事内容屋上ウレタン塗膜防水(通気緩衝工法)/外階段・踊り場のウレタン防水
主な工程伸縮目地(エラスタイト)撤去 → カチオン樹脂下地処理 → ドレン周り下地補修 → プライマー塗布 → 目地コーキング → 通気緩衝シート → メッシュ補強 → 脱気筒設置 → ウレタン2層塗布 → トップコート
保証屋上防水:平場10年・立ち上がり5年(巧正独自保証)
施工体制巧正株式会社による元請け一貫体制(調査・診断から施工管理・保証まで)

ご相談のきっかけと現地調査

既存の屋上は押えコンクリート(シンダーコンクリート)仕上げで、経年により伸縮目地(エラスタイト)の劣化や表面の傷みが進んでいる状態でした。屋上防水は「漏れてから」では建物内部への被害が大きくなり、改修費用も跳ね上がります。今回は漏水被害が広がる前の改修となり、コストを抑えた計画的な工事ができたケースです。

現地調査では、外壁診断士が屋上全面と立ち上がり・ドレン(排水口)まわりを確認し、写真付きの診断書をお渡ししたうえで工法をご提案しました。

施工前の屋上|押えコンクリート(シンダーコンクリート)下地(八王子市内のビル)
施工前の屋上。押えコンクリート下地で、伸縮目地の劣化が進んでいた

なぜ「通気緩衝工法」を選んだのか

ウレタン防水には大きく「密着工法」と「通気緩衝工法」があります。今回は押えコンクリート下地の改修で、下地に水分が残っている可能性があるため、通気緩衝工法を選定しました。

工法単価/㎡(税抜)耐用年数向いているケース
ウレタン防水(密着工法)5,000〜7,000円8〜10年下地が乾燥している新築・小面積
ウレタン防水(通気緩衝工法)★今回採用6,000〜8,000円10〜13年下地に水分が残る改修工事・押えコンクリート下地

通気緩衝工法は、下地とウレタン層の間に通気緩衝シートを挟み、脱気筒から下地の水分(湿気)を逃がす工法です。下地に水分が残ったまま密着工法で施工すると、夏場に水分が蒸発して防水層が風船のように膨れ、数年で再劣化する原因になります。改修工事で通気緩衝工法が「最も選ばれる工法」とされるのはこのためです。

施工の全工程を現場写真で解説

工程1|伸縮目地(エラスタイト)の撤去

押えコンクリートの伸縮目地に入っているエラスタイト(目地材)は、劣化すると雨水の浸入経路になります。まずはこれを撤去し、新しい防水層の下地を整えるところから始めます。

エラスタイト(伸縮目地材)の撤去|屋上防水の下地処理(八王子市内のビル)
劣化した伸縮目地材(エラスタイト)の撤去

工程2|カチオン樹脂塗布による下地処理

立ち上がり・平場にカチオン系樹脂を塗布し、下地を整えます。コンクリート面との密着性を高め、後工程の防水層が長持ちする土台を作る工程です。防水工事の寿命は下地処理で決まると言ってよいほど重要です。

カチオン樹脂塗布による下地処理|屋上平場(八王子市内のビル)
平場へのカチオン樹脂塗布

工程3|下地補修(ドレン周りの斫り・モルタル成形)

雨水が集まるドレン(排水口)周りは劣化が進みやすい箇所です。傷んだ部分を斫り(はつり)、モルタルで成形し直して水の流れを整えます。

下地補修|ドレン周りの斫り・モルタル成形(八王子市内のビル)
ドレン周りの斫り・下地補修

工程4|プライマー塗布

下地と防水材の接着剤の役割を果たすプライマーを全面に塗布します。帯状の取り合い部分も丁寧に処理します。塗りムラや塗り残しがあると防水層の剥離につながるため、地味ですが手を抜けない工程です。

プライマー塗布の全景|屋上ウレタン防水の密着性を高める工程
プライマー塗布後の屋上全景

工程5|目地処理(コーキング充填・ならし)

エラスタイトを撤去した目地にコーキング材を充填し、ヘラでならして平滑にします。目地の動きに追従できる材料で処理することで、防水層のひび割れを防ぎます。

目地処理|コーキング充填(八王子市内のビル屋上防水)
目地へのコーキング充填

工程6|通気緩衝シートの貼り付け

下地の湿気を逃がす通気層となるシートを、ジョイント(継ぎ目)まで丁寧に処理しながら貼り付けます。バルコニー部分にも同様に施工しました。

通気緩衝シートの貼り付け工程|屋上ウレタン塗膜防水(通気緩衝工法)
通気緩衝シートの貼り付け

工程7|立ち上がりのメッシュ補強

立ち上がり(パラペット内側の垂直面)は動きやひび割れが出やすいため、メッシュシートで補強してからウレタンを塗布します。

立ち上がり部のメッシュ補強|屋上ウレタン防水(八王子市内のビル)
立ち上がり部のメッシュ補強

工程8|脱気筒の設置

通気緩衝工法の要となる脱気筒です。シートの通気層を通って集まった下地の水分(湿気)を、ここから外へ逃がします。これにより防水層の「膨れ」を防ぎ、長持ちする防水になります。

脱気筒の設置|下地の水分を逃がす通気緩衝工法の要
脱気筒の設置。下地の湿気の逃げ道になる

工程9|ウレタン防水材の塗布(1層目→2層目)

シートのジョイント部・立ち上がりから塗り始め、平場は規定の膜厚を確保しながら2層に分けてウレタンを流します。1層目と2層目で塗る方向を変え、継ぎ目のない均一な防水層を作ります。

ジョイント部へのウレタン1層目塗布(八王子市内のビル屋上防水)
ジョイント部からウレタン1層目を塗布
平場へのウレタン2層目塗布|屋上ウレタン防水(八王子市内のビル)
平場へのウレタン2層目。膜厚管理が寿命を左右する

工程10|トップコートで仕上げ・完成

ウレタン層を紫外線から守るトップコートを、立ち上がり・平場の順に塗布して完成です。トップコートは5年前後での塗り替えをおすすめしており、これにより防水層本体の寿命を大きく延ばせます。

トップコート塗布の全景|屋上ウレタン防水の仕上げ工程
トップコート塗布
屋上ウレタン塗膜防水の完成(トップコート仕上げ)|八王子市内のビル
完成。継ぎ目のない美しいウレタン防水層

外階段・踊り場の防水も同時施工

屋上と同時に、塗膜劣化が進んでいた外階段・踊り場のウレタン防水も実施しました。プライマー塗布 → ウレタン1層目 → 2層目 → 仕上げと、屋上と同じく層を重ねて仕上げています。窓やボックス周りは養生・入隅処理まで丁寧に行いました。屋上と外階段を同時に施工することで、職人の手配や材料搬入が一度で済み、別々に発注するより費用を抑えられます

施工前の外階段|塗膜劣化の状態(八王子市内のビル)
Before:塗膜劣化が進んだ外階段
施工後の外階段|ウレタン防水仕上げ完了(八王子市内のビル)
After:ウレタン防水仕上げで美観と防水性を回復

ビル屋上防水の費用相場

屋上防水の費用は「面積 × 工法単価」が基本です。通気緩衝工法の場合、6,000〜8,000円/㎡(税抜)が目安で、これに下地補修費・立ち上がり・ドレン処理などが加わります。たとえば100㎡の屋上なら、防水本体で60〜80万円前後+下地補修費というイメージです。

正確な金額は下地の状態によって変わるため、巧正では現地調査のうえ、数量と単価を明記した項目別見積書をお出ししています。詳しい相場はマンション・ビル屋上防水の費用ガイドを、シート防水からの改修を検討中の方はシート防水の上からウレタン防水はできる?もあわせてご覧ください。

巧正の保証とアフターフォロー

  • 屋上防水は平場10年・立ち上がり5年の独自保証。保証書を発行し、保証範囲を書面で明確にします
  • 創業2014年・施工実績累計1,000件超。八王子・多摩エリアの建物を中心に、防水・塗装・大規模修繕まで元請け一貫体制で対応しています
  • 外壁診断士・2級建築施工管理技士補(仕上げ)が調査から施工管理まで担当
  • 建設業許可:東京都知事許可(般-7)第161006号/瑕疵保険(JIO)にも対応

こうなる前に。屋上防水の劣化サイン

今回のように漏水前に改修できれば、被害も費用も最小限で済みます。防水層の膨れ・継ぎ目の剥がれ・表面のひび割れ・伸縮目地の劣化・ドレンの詰まり・水たまりなどのサインが見えたら、点検のタイミングです。詳しくは屋上防水の劣化サイン7つと改修の選び方で解説しています。

よくあるご質問(FAQ)

Q1. 通気緩衝工法と密着工法、どちらを選べばいいですか?

改修工事で下地に水分が残っている可能性がある場合は通気緩衝工法をおすすめします。密着工法は安価ですが、湿気の逃げ道がないため改修では膨れのリスクがあります。巧正では下地の含水状態を確認したうえで工法をご提案します。

Q2. 工事中、ビルは通常どおり使えますか?

屋上防水は建物内部に立ち入らない工事のため、テナント様・入居者様は通常どおりご利用いただけます。臭気や音が出る工程は事前にお知らせし、搬入経路は養生で保護します。

Q3. 工期はどのくらいかかりますか?

屋上の面積と下地の状態によりますが、100㎡規模で2週間前後が目安です。ウレタン防水は乾燥時間が必要なため、降雨で数日延びることがあります。

Q4. 費用はどのくらいですか?

通気緩衝工法で6,000〜8,000円/㎡(税抜)が目安です。下地補修の量で総額が変わるため、現地調査のうえ項目別見積書をお出しします。調査・お見積りは無料です。

Q5. 保証はつきますか?

屋上防水は平場10年・立ち上がり5年の独自保証です。保証書を発行し、トップコートのメンテナンス時期もあわせてご案内します。

屋上の状態、無料で診断します

「うちの屋上もそろそろ?」と思ったら、まずは無料診断から。外壁診断士が写真付きの診断書をお渡しします。他社見積もりのセカンドオピニオンも歓迎です。
巧正株式会社|〒192-0045 東京都八王子市大和田町6-19-8|東京都知事許可(般-7)第161006号

📞 042-508-3134(9:00-18:00 日曜定休) 無料診断・お見積もりフォーム

八王子の外壁塗装・屋根工事 よくあるご質問

Q. 巧正の外壁塗装の保証期間はどれくらいですか?
採用塗料グレードによって異なります。無機塗料は最長10年保証、ラジカル制御塗料は7〜8年保証、シリコン塗料は5〜7年保証です。
Q. 八王子市の補助金は使えますか?
八王子市には住宅関連の助成金制度があります。詳しくは八王子市の外壁塗装助成金まとめをご覧ください。
Q. 相見積もりは可能ですか?
はい、相見積もり大歓迎です。しつこい営業は一切いたしません。外壁診断士による写真付き無料診断を実施しています。
Q. 雨漏りしているのですが対応可能ですか?
はい、対応可能です。原因特定が最も重要なので、外壁診断士による現地調査と必要に応じて散水試験を実施し、根本原因を特定したうえで最適な工法をご提案します。
Q. 八王子市以外のエリアでも対応してもらえますか?
八王子市内全域・多摩地区(日野市・多摩市・立川市・昭島市・あきる野市ほか)を対応エリアとしています。お問い合わせフォームからご相談ください。
屋上ウレタン塗膜防水の完成(トップコート仕上げ)|八王子市内のビル

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