八王子市の集合住宅外壁塗装|ジョリパットフレッシュで塗り替え

八王子市で集合住宅(アパート・メゾネット・二世帯住宅)の外壁塗装をご検討されているオーナー様へ。本記事では、東京都八王子市内で施工した「メゾネットタイプ二世帯住宅・B棟」の外壁塗装工事を、ジョリパット外壁に特化した専用改修塗料〈ジョリパッドフレッシュ〉を使用した高度な施工事例としてご紹介します。
本物件は外壁面積が約300㎡前後と比較的大きく、また外観がジョリパット仕上げのため、意匠性の保持と耐久性向上の両立が求められる現場でした。さらに「集合住宅」である以上、入居者様の生活動線、安全対策、騒音・臭気への配慮など、一般的な戸建て塗装よりも高度な工程管理が必要となります。
今回の工事では、ジョリパット特有の凹凸感・陰影を損ねないよう慎重に塗料選定を行い、外壁はジョリパット専用改修塗料「ジョリパッドフレッシュ」、付帯部には高耐候シリコン塗料「クリーンマイルドシリコン」を採用しました。色はオーナー様の方針により、既存色に近い落ち着いた中明度カラーで統一し、周辺の街並みや既存入居者様の生活に自然に溶け込む外観を実現しています。
この記事は、八王子市で外壁塗装を検討中のオーナー様にとって「施工品質と資産価値向上」が具体的にイメージできるよう、実際の工程・技術・判断理由を詳細に記述した専門記事です。足場計画から高圧洗浄、下地調整、外壁3工程、付帯部塗装、完了検査まで、すべて“集合住宅の実務視点”で解説しています。
物件概要とオーナー様のご要望|八王子市の集合住宅ならではの複合課題
■ 物件データ
- 所在地:東京都八王子市
- 建物種別:二世帯メゾネット集合住宅(B棟)
- 階数:2階建
- 外壁種類:ジョリパット(左官意匠仕上げ)
- 外壁面積:約300㎡前後
- 施工範囲:外壁塗装・軒天塗装・付帯部塗装
- 工期:約3週間
- 保証:8年
- 概算費用:98万円〜(規模・劣化度・仮設条件で変動)
■ オーナー様の主なご要望
- 入居者が暮らしやすいよう、生活動線を妨げない工事進行を希望
- 既存のジョリパットの風合いを活かしたまま塗り替えたい
- 既存色と大きく変えない落ち着いた外観を希望
- 再び10年以上持たせられる塗装仕様を求めたい
- 退去リスクを最小限にし、物件の資産価値を維持したい
八王子市は、住宅密集部と自然が入り交じる地域特性から「汚れ」「藻」「日射劣化」が起こりやすく、外壁塗装の計画を慎重に立てる必要があります。本物件でも北面の藻発生や細かなヘアクラックが確認され、専用塗料+適切な下地処理の重要性が強く示唆されました。
ジョリパット外壁の特徴と施工リスク|オーナーが必ず理解しておくべきポイント
ジョリパットは、通常のサイディングとは異なり、左官仕上げならではの「質感」「凹凸」「陰影」が魅力です。しかし意匠性が高いゆえに、塗り替えの際には専用塗料・専用工法を選ばなければ大きな問題が発生します。
■ ジョリパットの魅力
- 凹凸の深いテクスチャーが出す柔らかな陰影
- 高い透湿性による内部結露リスクの低減
- 意匠が豊富で飽きがこない
- 塗り替えによる長期寿命化が可能
■ ジョリパット塗り替えの3大リスク
① 一般塗料で塗ると通気性を失う
ジョリパットは高い透湿性を持つため、一般的な塗り潰し塗料で施工すると、内部結露や塗膜膨れにつながります。
② 質感が消える(意匠性の喪失)
ジョリパット特有の凹凸模様は、厚塗りや艶あり塗料を使用すると簡単に失われてしまいます。
③ ひび割れが再発しやすい
ジョリパットは外壁の表面に微細なヘアクラックが出やすく、誤った補修方法をすると再発リスクが上がります。
これらを防ぐため、本施工ではアイカ工業公式のジョリパット専用改修塗料「ジョリパッドフレッシュ」を採用。透湿性・追従性・低汚染性を兼ね備えた“正しい選定”が決め手となりました。
八王子市の気候・周辺環境から考える外壁塗装の必要性
八王子市は、多摩地域の中でも「寒暖差が大きく、年間を通して湿度が高め」という特徴があり、外壁劣化の進行に影響を与えます。特にジョリパット外壁のような凹凸仕上げでは、環境要因の影響が顕著に見られます。
■ 八王子市に多い劣化要因
● 北面の藻・カビ
多摩地域特有の湿気+日照時間の短さから、北側外壁には藻類が付着しやすく、ジョリパットの凹凸に入り込んで固着します。
● チョーキング(塗膜粉化)
道路沿いの微細汚れ・排気ガスと混ざり、白い粉化現象が起こりやすい地域です。
● 成熟した住宅街ゆえの景観調和
既存色と大きく変えない色選定のニーズが高く、本物件でも「既存色に近い中明度の落ち着いた色」を採用しました。
■ 集合住宅だからこそ“早めの塗装”が重要
集合住宅は戸建てとは異なり、劣化が進むと以下のような経営リスクにつながります:
- 美観劣化 → 空室率上昇
- クラック拡大 → 雨漏りリスク
- 階段・共用部の腐食 → 安全性問題
- 工事規模が大きくなる → コスト増
今回のB棟のように「早期発見+適切な材料選定」を行うことで、将来の余計な修繕コストを大幅に抑えることができます。
施工工程① 高圧洗浄|ジョリパット外壁の凹凸に入り込んだ汚れを徹底除去
ジョリパット外壁の塗り替えでは、いきなり塗装に入るのではなく「高圧洗浄」が最も重要な工程の一つとなります。今回のB棟では、外壁全体で約300㎡前後という広い面積があり、凹凸の深い部分や北側の藻汚れの付着量が多かったため、通常以上に丁寧な洗浄作業を行いました。
高圧洗浄(外壁・屋根・付帯部)


■ バイオ洗浄を併用し、汚れの根を断つ
通常の高圧洗浄だけでは落としきれない「藻・カビ・大気汚染物質」は、ジョリパットの凹凸内部に深く入り込み固着しています。
そこで本施工では、まずバイオ洗浄剤を散布し、汚れを化学的に分解。その後、高圧洗浄機で角度を調整しながら洗い流す方法を採用しました。
- ① 藻・カビの根を分解 → 再発しにくい
- ② 古い塗膜の粉化(チョーキング)を除去
- ③ ジョリパットの凹凸まで洗浄水を入れ込む
洗浄が不十分なまま塗装すると、後から「剥がれ・膨れ」が起きるため、この工程の丁寧さは仕上がりに直結します。
施工工程② 下地調整|クラック補修・シーリング打ち替え・テクスチャー補修
外壁塗装の品質は、実は「下地調整」で70%決まると言っても過言ではありません。特にジョリパット外壁はヘアクラックが生じやすく、補修方法を誤ると再発するだけでなく、意匠が失われる可能性もあります。
■ ヘアクラック補修(微弾性フィラー)
ジョリパット外壁に多いヘアクラック(髪の毛のように細いひび割れ)は、微弾性フィラーを使用して補修します。これは下地の動きに追従する柔軟性を持ち、ひび割れの再発を防ぐ効果があります。
ヘアクラックは放置してもすぐに雨漏りするわけではありませんが、塗膜の劣化を早め、汚れが入りやすくなるため、外壁の美観と耐久性を守るためにも適切な補修が必須です。
■ シーリング打ち替え(サッシ周り)
集合住宅では窓数が多く、シーリングの劣化が建物全体の耐久性を大きく左右します。今回もサッシ周りに劣化した部分が見られたため、既存シーリングを撤去し、新たに可とう性の高いシーリング材へ打ち替えました。
サッシ周りの防水が甘いと、雨漏りや壁内結露の原因となるため、外壁塗装と同時に行うのが最も効率的です。
■ 欠損部のテクスチャー再生(意匠補修)
ジョリパット外壁には独特の模様がありますが、欠損部分を補修する際には、その凹凸模様を再現できる熟練した技術が必要です。職人がコテやローラーを使い、既存模様に合わせたテクスチャーを作り直しました。
これにより、補修跡がほとんど見えない、自然な仕上がりを実現しています。
施工工程③ 養生|集合住宅ならではの高度な動線配慮と安全対策
集合住宅の塗装では、養生(保護作業)の質によって「入居者様のストレス度」「工事クレームの発生率」「安全性」が大きく変わります。
今回のB棟では、メゾネットの構造上、共用通路と各戸の玄関が近く、入居者動線が狭い部分もあったため、通常よりも強化した養生計画を実施しました。
■ 生活動線の確保
養生シートを張るだけでなく、以下の点に配慮しました:
- 階段・玄関・廊下の通行スペースを常に確保
- ベビーカー利用者・自転車利用者の動線を確保
- 必要に応じて「迂回路案内」を設置
- 玄関ドアは毎日開閉できるように調整
住まれている方にとって「いつも通りの生活ができる」ことが最も重要です。
■ お知らせ文(掲示・ポスティング)
騒音・臭気の発生がある日程については、前日までに全戸へ通知。洗濯物を干せない日、玄関周りの作業日、強い臭気を伴う工程など、細かく共有しました。
■ 安全性の確保(共用部)
- 夜間照明の追加設置
- 段差・資材周りの転倒防止処置
- 作業エリアへの注意喚起(黄色テープ等)
- 防犯面を考慮した足場の侵入対策
安全面への配慮は、オーナー様の信頼にも直結します。
施工工程④ 外壁塗装(ジョリパット専用・下塗り/中塗り/上塗り)
高圧洗浄・下地調整・養生が完了した後はいよいよ外壁塗装の本工程に入ります。本物件はジョリパット仕上げのため、一般的なサイディングとは異なる専用工法を採用しました。
使用した塗料:
◎ アイカ工業「ジョリパッドフレッシュ」
(ジョリパット専用改修塗料)
ジョリパットの特徴である「柔らかなマット感」「陰影の美しさ」を損なわずに、高い耐候性・透湿性・低汚染性を発揮します。
■ 下塗り(密着性の確保)
まずは下塗り。ジョリパットの凹凸を埋めすぎない専用フィラーを使用し、塗膜の密着性を高めます。


下塗りは外壁塗装の“土台”。ここが不十分だと、どんなに上質な塗料を使っても耐久性は確保できません。
■ 中塗り(膜厚の確保と性能の基盤づくり)
続いて中塗り。ここで“膜厚”をしっかり確保することで、耐久性・防水性・防汚性がぐっと高まります。
中塗り:膜厚・均一性を確保し、防汚・耐候の基盤形成


ローラーでしっかり厚みを出しながら、ジョリパットの凹凸模様をつぶさないよう丁寧に施工します。
■ 上塗り(意匠保持・耐候性アップ)
上塗りでは、ジョリパットらしい柔らかなマット感・陰影を活かした仕上がりになるよう調整。既存色に近い落ち着いた中明度カラーを採用し、景観にも自然に馴染みます。
上塗り:意匠を活かす質感コントロールでマットな陰影を再現


上塗り後は「しっとりとした質感」と「均一な陰影」が生まれ、ジョリパットの魅力を最大限に発揮した外観に生まれ変わりました。
施工工程⑤ 軒天塗装|湿気対策と明るさ確保
軒天(軒裏)は意外と湿気が溜まりやすく、カビが発生しやすい箇所です。今回は防カビ性能のある塗料で、下塗り→上塗りの2工程で仕上げました。
⑤軒天塗装(下塗り+上塗り)


暗く見えがちな軒裏は明度高めの色で共用廊下の照度UPに寄与。カビ抑制性能のある仕様を採用。
明度の高い色を使用することで、共用廊下の明るさが増し、安全性向上にもつながります。
施工工程⑥ 付帯部塗装(シャッターBOX・雨樋・水切り)
建物の印象は外壁だけでなく、付帯部の仕上がりによって大きく左右されます。特に集合住宅では、入居者が日常的に目にするシャッターBOXや雨樋の美観が重要です。
■ シャッターBOX
金属部は紫外線で劣化しやすいため、「ケレン→錆止め→中塗り→上塗り」の4工程で施工しました。
ケレン~錆止め~中上塗りで金属特有の剥離を抑制
◆ シャッターBOX
ケレン

下塗り

中塗り

上塗り

高耐候性塗料により、紫外線による退色や割れを防ぎます。
■ 雨樋
樹脂の雨樋は紫外線で硬化し、割れの原因になります。こちらも「ケレン→下塗り→上塗り」の順で施工。
雨樋は紫外線退色・脆化を見据え、塗膜で保護
ケレン

下塗り

上塗り

細部は刷毛筋の出にくい希釈・塗り重ねで仕上げ
下塗りは外壁塗装の“土台”。ここが不十分だと、どんなに上質な塗料を使っても耐久性は確保できません。
付帯部は外壁と色を合わせることで統一感が出て、美観が引き締まります。
施工工程⑦ 完了検査|写真台帳・保証書の発行
外壁塗装の最終段階は「完了検査」です。オーナー様・管理会社様に立ち会っていただき、細部の仕上がりまで確認しました。
- 塗膜の厚み
- 色ムラ・塗り残しのチェック
- シーリングの硬化状態
- タッチアップの実施
- 清掃・ゴミの撤去
- 最終写真台帳の作成
- 保証書(8年)の発行
仕上がりをご確認いただき、「想像よりも明るく、統一感のある外観になった」とオーナー様からも喜びの声をいただきました。
色決定とデザイン設計|既存色をベースに“長期美観”を追求
今回の施工では、オーナー様のご意向により「既存色と大きく変えず、落ち着いた中明度カラー」を採用。建物の意匠性を損なわずに、かつ退色が目立ちにくい色設計を行いました。
■ 今回の色選定のポイント
- 既存入居者が違和感を持たない色調
- 周囲の街並みに調和する落ち着いた外観
- ジョリパットの凹凸を自然に見せる中明度カラー
- 汚れやすい部分は少し暗めのトーンに調整
- 年数が経過しても退色が目立ちにくい色構成
特に北面は藻汚れが出やすいため、あえて“汚れを視覚的に目立ちにくくする色”を採用。これにより、長期間美観を維持しやすくなります。
オーナー向け|集合住宅外壁塗装で絶対に失敗しないためのポイント
集合住宅の外壁塗装は、戸建てと比べて配慮すべき点が多く、オーナー様は以下の点を必ず押さえておく必要があります。
① 入居者とのコミュニケーション
入居者クレームの大半は「知らされていなかった」「突然の騒音」という情報不足が原因です。本施工では工程表・事前告知・注意喚起の丁寧な実施により、トラブルゼロで完工しました。
② 足場を組むなら一括工事がお得
外壁・付帯部・シーリング・屋根など、同時施工することで足場の共用メリットが最大化されます。
③ 塗料選びは“素材適合”が最優先
ジョリパットに一般塗料を使用すると意匠性が失われるため、必ず専用塗料を選ぶ必要があります。
④ 定期点検で資産価値を維持
半年・1年・3年と定期的に点検することで、小さな劣化段階で補修でき、建物寿命を大幅に延ばせます。
施工基本情報まとめ
- 建物タイプ:二世帯メゾネット集合住宅(B棟)
- 施工内容:外壁塗装・軒天塗装・付帯部塗装
- 外壁塗料:ジョリパッドフレッシュ(アイカ工業)
- 付帯部塗料:クリーンマイルドシリコン(SK化研)
- 外壁面積:約300㎡前後
- 工期:約3週間
- 保証:8年
- 概算費用:98万円〜(規模・劣化状況により変動)
【第14章】Before / After
外壁塗装工事施工前

外壁塗装工事施工後

よくある質問(FAQ)|八王子市の外壁塗装・集合住宅メンテナンス
Q1. ジョリパット外壁は何年で塗装すべき?
一般的には10〜12年が目安です。藻、チョーキング、ヘアクラックが出始めたら要点検です。
Q2. 入居中でも工事できますか?
可能です。動線確保・臭気対策・事前告知を徹底すれば、生活への影響は最小限に抑えられます。
Q3. 費用を抑える方法はありますか?
外壁・付帯部・シーリング・屋根を同時施工する「足場共用」が最も効果的です。
Q4. 色は自由に選べますか?
はい。今回は既存色に近い落ち着いた色を採用しましたが、シンプル〜モダンまで幅広く対応可能です。
八王子市で外壁塗装なら巧正株式会社へ|オーナー様の資産価値を守る施工品質
- 八王子市密着の迅速対応
- 外壁診断士による適切な診断
- 自社職人の確かな施工品質
- 写真台帳+8年保証で安心
- ジョリパット・ALC・サイディング完全対応
【まとめ】ジョリパットの質感を守りながら資産価値を最大化する外壁塗装事例
本記事では、八王子市の二世帯メゾネット集合住宅(B棟)の外壁塗装工事を詳細に紹介しました。ジョリパット外壁の特徴を理解し、専用塗料・適切な工程・入居者配慮を徹底した施工により、質感保持・耐久性・低汚染をすべて両立した改修が実現しました。
特にオーナー様にとって、集合住宅の外壁塗装は、
- 空室対策
- 資産価値維持
- トラブル防止
- 長期的な修繕計画
に直結する重要な投資です。
巧正株式会社は、八王子市の気候特性・建物特性を熟知した専門会社として、今後も高品質な施工でオーナー様の大切な資産を守ります。
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