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屋根塗装をするなら選びたいのは耐久性の高い塗料

屋根塗装は、家の美観を保つだけでなく建物を風雨から守るためにも重要な役割を果たします。しかし、すべての塗料が同じではありません。塗料の選択はその耐久性によって大きく左右されます。耐久性の高い塗料を選ぶことで屋根の寿命を延ばし塗り替えの頻度を減らすことが可能です。この記事では、外壁と比べて屋根の劣化が早い理由、耐久年数とそれに関連する情報主要な塗料の種類とその特性そして屋根塗装を行う上での注意点について説明します。また、専門家に診断してもらうメリットについても触れていきます。あなたの家を長持ちさせメンテナンスの手間とコストを削減するための情報を提供します。塗料選びから塗装方法まで屋根塗装に関する全てをこの記事で学びましょう。

屋根塗装
目次

外壁と比べて屋根の劣化が早い?長持ち効果がある塗料で塗り替えがおすすめ!!

屋根塗装を行うか検討している時に最も迷われるのが「どの種類の塗料を選ぶか」ということでしょう。現在の塗料市場には何百種類もの塗料が存在しどの塗料を選択すべきかますます判断が難しくなっています。 消費者の皆様が最も懸念される点は、「一度塗るとどのくらい持続するか」「どの程度の耐久性があるか」という部分ではないでしょうか。高価な投資である塗装においてできるだけ長く持続する安価な塗料を選択したいというのは理解できることです。塗料の耐久性の観点から見ると塗料の種類は主に二つに分類できます。塗料の価格が安く耐久年数が比較的短い期間の塗料。価格は高いけどで耐久年数が長い塗料です。塗装工事を検討している方の大多数が「安価で長持ちする塗料で塗り替えたい」と考えるのではないでしょうか。しかし、初期費用は高くなりますが耐久年数が長い塗料を選ぶことは長期的な目線で見ると節約にも繋がりおすすめです。外壁と比較すると屋根の劣化は1.3~1.5倍も早いとされています。屋根は常に目につきにくい場所であり外壁塗装の塗料やデザインに目が行きがちですが屋根は風雨や紫外線といった自然環境に最も顕著にさらされる部分です。そのため、屋根のメンテナンスは極めて重要です。

正しい耐久年数について知ろう

屋根塗装は家の外見を美しく保つだけでなく建物を守るためにも重要なメンテナンス作業です。また、屋根塗装において使用する塗料によって耐久年数は変動しますがおおよそ10年~15年の範囲内です。新築時からおおよそ約10年間が再塗装する目安とされています。屋根塗装の耐久年数は適切な塗料と施工品質、定期的なメンテナンスによって左右されます。建物の価値を保ち、美しさを長く持続させるためにも屋根塗装のメンテナンスには十分な注意が必要です。適切な時期に再塗装を行い建物をしっかりと守りましょう。

メンテナンス時期や重要性について知ろう

屋根塗装において外壁塗装と同じで耐久年数は一般的に10~15年程度とされます。ただし、屋根は風雨や紫外線に晒されることが多く外壁と比べてより劣化しやすいため適切なメンテナンスが必要です。 自己判断での屋根の状態の確認は困難であり急激な劣化による雨漏りの発生といった事態も想定されます。そのため、築年数や前回の塗装からの経過年数などを踏まえ定期的な点検が不可欠です。 ただし、10~15年といった耐用年数はあくまでも目安であり塗膜の防水性が劣化して早期に雨漏りを誘発する場合もあれば逆に20年を経過しても問題が起きず防水性を維持している場合もあります。

ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂まで:主要な塗料や人気の種類を耐久年数ごとに特徴を紹介

一般的に塗り替え工事で使われている代表的な種類を説明していきます。 屋根の塗り替え工事で使われている屋根塗料は何種類かの代表的な種類があります。これらの屋根塗料は、耐久年数によってその特徴が異なります。ここでは、アクリル塗料からフッ素までの主要な屋根塗料の耐久年数ごとに特徴を紹介していきます。

ウレタン樹脂塗料 かつては主流の塗料として人気がありましたが現在はあまり用いられていません。その理由として、耐久年数が短く汚れやすいことが挙げられます。しかしこの塗料はコストパフォーマンスが優れているため短いスパンでの塗装を必要とする場合には適しています。現在ではケイカル版や室内の塗装などに使用されることが多いです。屋根塗装においては使用されることは少ないです。

シリコン樹脂塗  この塗料は現在でも人気の高い塗料の1つで色落ちや汚れの付着が少なく安定した塗装を可能にします。さらに、シリコン塗料は防汚性があるものもあり耐久年数も10~13年となっています。ただしメーカーによっては異なる機能を備えた塗料もありますのでよく調べて目的に適したものを選ばれることをお勧めします。また、シリコン塗料は高い耐熱性を持ち高温環境にもしっかりと対応できます。 シリコン塗料は雨や日光の影響を受けにくく塗装表面をより長く美しく保つことができます。また、シリコン塗料は防カビ効果もあり屋根の表面にカビや藻類が発生するリスクを低減します。 さらに、シリコン塗料は優れた柔軟性を持っています。この柔軟性により塗装表面が伸縮したり微細なひび割れが発生したりしても塗膜が割れずにしっかりと密着します。これにより屋根の防水性を確保できます。 シリコン塗料は屋根の耐久性を高めるための優れた選択肢です。その耐候性、耐久性、柔軟性は、長期間にわたって屋根を保護することができます。シリコン塗料を使用することで屋根の寿命を延ばし美しさを長く維持することができます。

フッ素樹脂塗料 フッ素樹脂を使用したこの塗料は耐久年数が最長で20年程度と一番長い耐久年数を持つ上、価格もやや高めです。しかしながら、この塗料には、耐熱効果、耐候性、不燃性、防汚性など、非常に優れた特徴があり近年では人気を集めています。 フッ素塗料は、屋根の塗り替え周期を長くするために最適な選択肢です。同じような耐久性を持つ他の塗料と比べても、フッ素塗料の耐用年数は非常に長いとされています。そのため、一度塗装すれば数十年にわたって屋根を保護することができます。 一方で、フッ素塗料は他の屋根塗料と比べて価格が高い傾向があります。しかし、その耐久性を考慮するとコストパフォーマンスが非常に高いと言えるでしょう。フッ素塗料は、屋根の長期的な耐久性を求める方には非常にオススメの塗料です。その優れた耐候性や耐熱性を活かし屋根を長く美しく保つことができます。施工時には信頼性のある専門業者に依頼するとよいでしょう。

耐久年数は?劣化症状と屋根塗料の選定方法

屋根塗装は耐久年数を超えると劣化が進行し様々な問題が生じることがあります。特に、耐久年数を超えた塗装は屋根の防水性能が低下し、雨漏りやカビの発生といった被害を引き起こす可能性が高まります。このような状況では雨漏りなどの被害に遭うリスクが高まります。そこで定期的な塗装メンテナンスを行うことが大切です。塗装の劣化症状を早期に発見し修理や再塗装を行うことで屋根の寿命を延ばし劣化を最小限に防ぐことができます。屋根は建物の大切な部分であり安全で快適な生活のためにも定期的点検をおすすめします。

屋根塗装の耐久年数が切れたときに起こる劣化症状

屋根材の耐久年数が期限を迎えた際に生じる劣化症状の事例をご紹介いたします。

劣化症状どのような症状か
屋根のコケ
コケ
屋根面に水分が溜まりやすくなり高温多湿な環境を作り出しているためコケが繁殖している状態です。コケは湿気の多い環境や日陰の場所でよく見られるもので屋根面に水分を溜め込みます。この水分が原因で屋根材が腐食し劣化が進んでしまうことがあります。コケの劣化症状を放置すると屋根材の寿命を縮めるだけでなく建物内部への水漏れや湿気の侵入を招く可能性もあります。これらの影響を防ぐためには定期的な屋根塗装が必要です。
屋根の割れ
屋根材の割れ
コロニアルの割れをそのままにしておくとコロニアルの亀裂が広がってしまい最悪の場合は屋根材が落下して大惨事につながる可能性があります。屋根材が割れると雨水や風が侵入しやすくなり建物の内部に水が浸入する可能性が高まります。屋根材が割れる要因はいくつかあります。一つは、長年の使用による劣化です。屋根材は紫外線や気温の変化にさらされるため時間の経過とともに劣化していきます。また、屋根材の素材や施工に問題がある場合も割れが生じやすくなります。ノンアスベストの屋根材は10年程度でバキバキに割れてきます。屋根材の割れは建物の寿命や安全性に直結する重要な問題です。屋根塗装の耐久年数が切れた際には早期に対策を行うことが大切です。
屋根の退色
屋根材の退色
屋根は外部環境の影響を受けやすいため時間とともに色あせていきます。退色は見た目の問題だけでなく屋根材の保護機能にも悪影響を与えます。塗膜の耐久性を劣化させ外観に悪影響を与えるだけでなく防水性能を低下させさらには苔・カビ・藻類の繁殖にもつながることも。さらに、太陽光を反射する能力も低下し、屋根材の熱の吸収が増えることで室内の温度上昇も招きます。
屋根の反り
屋根材が反り返る
水分の浸透と乾燥によって生じる現象。反りを引き起こしこれを放置すると反りが大きくなり、雨漏りの原因となる恐れがあります。
屋根材が反り返るという劣化症状は、早めの修理や塗装の施工が必要です。修理や塗装により、屋根材の表面を保護し、再び美しい状態にすることができます。また、早期の対応は雨漏りなどの深刻な問題を未然に防ぐこともできます。

上述の経年劣化では屋根材を脆弱にし最悪の場合は雨漏りを引き起こすこともあります。加えてカビなどから発生する化学的応答によりシックハウス症候群などの健康損傷が引き起こされる可能性があります。

長いスパンで費用を削減!価格とランニングコストで考える塗料選び

塗り替えをご検討中の方には耐用年数に応じた塗料の選定を強くお勧めいたします。選ぶポイントは以下の2つです。

  • 短いスパンで何度も塗り替えしたい場合は耐久年数が短く価格が安い塗料を選ぶ
  • 長期的なスパンから塗り替えたい場合は塗料の値段が高く耐久年数が長い塗料を選定する

外壁や屋根の塗装工事を検討している大多数の方が短いスパンで塗り替えて色の変化を楽しんでいただきたいとおっしゃいます。しかし、屋根を塗り替える場合には目に見えにくくまた外壁よりも早く劣化する傾向があります。 コストパフォーマンスの面で考えると耐久年数が長く価格が高い塗料を選んで長期的に塗り替えをする方が最も経済的であることがわかっております。迷われた場合は耐久年数に優れた塗料を選ばれることをお勧めいたします。ここでは塗装工事を施して30年間のコストパフォーマンスを示しその中で品質と持続性を比較したいと思います。 例えば、120万円で10年間保持できる塗装工事と150万円で15年間保持できる塗装工事を比較してみましょう。 それにより、より長期にわたって費用がかかるという認識を抱えることができます。この比較を行うと耐久年数が10年の塗装工事では30年間でおおよそ360万円の費用が掛かります。その一方で15年程度の耐久年数の塗装工事では30年間で計300万円の費用が掛かることになります。結果的に、15年間保持できる塗装工事は、60万円もの費用節約につながる有益な選択であると言えます。 以上の結果から、より高品質、長期にわたって効果的な塗料を使用することが、費用と品質の面で有益であることがわかります。

3.屋根塗装を行う上での注意点

塗膜の再塗装を行うにあたり単純に塗料をローラーで塗るだけでよいというわけではありません。実際にはそれぞれの塗料には厳密な仕様基準が設定されておりこれらを順守しなければ施工不良が発生する可能性があります。以下では、こうしたリスクについての注意点を説明していきます。

塗料の基準を守らないと何が起きる? 

塗料の塗り替えという仕事は単に塗料を塗るだけで済むわけではありません。塗装仕上げに影響を及ぼす、重要な仕様基準が存在します。これに従わず塗料を塗布した場合施工不良が発生することも多々あります。 仕様基準には塗布量(特定の面積に必要な塗装剤の量)や塗布工程(下地処理や、塗り分けの適切な乾燥時間)が含まれます。これらの基準を遵守しない場合施工不良につながってしまいます。 将来的な問題を避けるためにも、業者選びにはこれらの点に十分留意すべきです。正確な塗装表面積を評価し基準を遵守するために信頼性の高い業者を 選ぶことが重要です。 塗布量に従うために正確な塗装表面積の評価は必要不可欠です。もし、塗装表面積が単位面積(坪数)でしか表示されていない場合注意が必要です。坪数という面積は床面積だけのことで外壁などの塗装表面積とは異なります。 また、異なる見積もり方法があり業者によって塗装表面積が異なることがあります。それゆえ塗装表面積の正確性を確認し確実に正しい塗装表面積を調べるようにしてください。 塗料缶にはメーカー指定の “基準塗布量”が含まれているので塗布に必要な缶数を確認するとよいでしょう。塗料の適正な使用量を守らない場合、その塗料が持つべき効果を発揮できなくなってしまいます。塗料の使用量が少なすぎると、塗装作業の品質が低下し、施工上の問題が発生する可能性があるため、特に注意が必要です。

見積もりには注意が必要!塗装工事の内容を明確に記載した見積書の重要性

塗装工事業者からの見積書には、「一式」といった曖昧な項目が載せられることが少なくありません。しかし、そのような見積書では、実際の塗り面積が適切に計算され、施工内容に基準を遵守しているかどうかが確認できません。お客様にとっては重要な点です。それゆえ、見積書に施工内容が明確に記載されているか否かを確認することが肝要です。以下の表を参考にしてください。

使用する塗料の名称やメーカー名シリコン塗料においても価格は塗料メーカーや商品により異なります。そのため使用する塗料メーカー及び商品を明確にすることが求められます。
塗装する部分の面積材料費や施工費は、実際に塗布する面積に応じて変動します。従って、正確に塗装面積を算定することは極めて重要です。
必要塗料の缶数塗装に必要な塗料の量は、基準塗布量を基準に決定されます。

長い耐久性を望むなら塗装ではなくカバー工法や屋根葺き替えが最適な理由とは?

既に二度の塗り直しを行っているにもかかわらず劣化が著しく進んでいて塗装自体が困難な状況である場合にはカバー工法がお勧めです。この方法は費用は高くなってしまいますが耐久性が高く多くの時間と費用を節約できるメリットがあります。

既存のスレート屋根を取り外さずに新しい屋根材を取り付ける方法であり、リフォームのバランスを保ちながら費用を抑える方法の一つです。

カバー工法

既存のスレート屋根を取り外さずに新しい屋根材を取り付ける方法であり、リフォームのバランスを保ちながら費用を抑える方法の一つです。

メリット 

解体費用や廃材処理費用が不要で、葺き替え工事に比べて費用を抑えることができます。さらに、短期間で施工できるため施工費も葺き替えと比べるとや安い。また、屋根材が2重になるため、断熱性や遮音性も向上します。

デメリット 

湿気がたまらないように換気口を設置しないといけない場合がある。

価格

業者や施工費用によって異なりますが、おおよそ70万~130万円程度が相場とされています。

屋根葺き替え

既存の屋根材を取り外し新しい屋根材を設置する工事です。下地材やルーフィングまで傷んでしまっている場合は葺き替えをするケースが多いです。

メリット

全て新品の屋根材にするため新築時の外観と耐久性があります。既存の屋根材を撤去して工事を行うので様々な屋根に施工可能です。

デメリット

塗装やカバー工法と比べると工期が長くとる必要があり値段も割高。今まであった屋根を撤去して工事を行うので工事中は雨に注意しながら作業を行います。
また、屋根の解体や廃棄の費用が別途かかります。

価格

業者ごとの施工費によって価格に違いはありますが、おおまかに80万円~150万円ほどが相場となります。

屋根塗装の前にプロに診断してもらうメリットとは

先に家の塗装工程を進める前に必ず熟練したプロによる点検を受けるべきです。正確な診断を受けることで適切な塗装を実施するべきかどうかを見極めることができ適切な塗料の選定にも繋がります。

業者選定は診断内容で選びましょう

多くの方々は正しい業者を選択することが難しいと感じているかもしれません。確かな診断を提供してくれる業者を探しましょう。新聞やチラシ近隣の方からの情報またはインターネットでの検索など多くの方法があります。 しかしながら1社だけに絞って診断を受けるだけでは本当に最適な選択なのか疑問です。 本当に信頼に値する業者を探すためには3社ほどに見積もりを依頼しそれらの見積もりを比較することが重要です。各社の診断の的確さを比較し最終的に最適な業者を選択しましょう。

まとめ

屋根塗装の耐久性は使用する塗料の種類によって左右されます。実際に塗料の樹脂の違いにより大きく変化します。耐久性の高い塗料で屋根塗装を行っても仕様基準を満たす施工を行わなければ十分な効果がありません。そのため正確に施工する業者を選ぶことが肝心です。 もし迷っている場合はランニングコストに基づいて決定をすることをお勧めします。実際、安価な耐久性の低い塗料より高い耐久性を誇る高価な塗料で塗装した場合の方がコストは安くなる場合があります。 さらに、長期間塗装を維持したい場合はカバー工法や葺き替え工法を検討することも重要です。これらはコストですが、効果的に長期的に保つことができます。 将来の目的に合わせて塗料を選択し信頼できる業者を選択しましょう。決して妥協せず必要な情報を収集することが長期的に屋根塗装を維持するポイントとなります。

屋根塗装をするなら選びたいのは耐久性の高い塗料

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