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なぜ外壁は劣化するのか。その原因について詳しく解説

外壁の劣化

現在の時点で完全に劣化を防ぐことができる外壁は存在しておりません。ですが中には耐用年数が長く経年劣化の進みが遅いものもあります。しかし、そのような外壁材でも劣化は避けられません。建物の外壁は風雨や紫外線などの外的要因に常にさらされておりそのため劣化しやすい部分となっています。また、外壁の劣化は建物を維持していく上で重要な課題であり建物所有者や住民にとっては大きな悩みの種です。お住まいの外壁の劣化や劣化した外壁の補修に関する悩みについてここでは解決してまいります。 ご自身の住まいの外壁に関する問題を解決するためのヒントが見つかるかもしれません。外壁の劣化に関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ、参考にしていただければ幸いです。

目次

住まいの寿命を延ばす!外壁補修に必要なこと

外壁が劣化している場合は早急に補修することが重要です。なぜなら、外壁の劣化が放置されると住宅の耐用年数が短縮される事があるからです。外壁の劣化が進むとその防水機能が低下し雨水の侵入を引き起こす可能性があります。こうなってしまうと外壁はさらに劣化が進んで大掛かりな修繕が必要となります。 しかし、場合によっては外壁の劣化が初期段階で発見された場合にはまずは様子を見て経過観察という対処法もあります。外壁の劣化は住まいの寿命に大きな影響を与えます。定期的なメンテナンスを怠らず適切な対策を取ることで外壁の劣化を予防しましょう。住まいの寿命を延ばし快適な生活環境を守るために外壁補修に必要なことをしっかりと把握しましょう。

外壁の「劣化の進行具合」を把握しお住まいを長持ちさせよう

外壁のメンテナンスが必要か判断する際は外壁劣化の進行度合いによって判断されます。外壁は建物を守る重要な役割があり日々紫外線や雨や風にさらされています。そのため、定期的な点検とメンテナンスが重要です。外壁の劣化の進行度合いを把握し適切なメンテナンスを行うことでお住まいを長持ちさせることができます。快適で安心な住環境を保つために定期的な点検を行うとよいでしょう。建物の価値と美観を守るために外壁のメンテナンスをしっかりと行いましょう。

住宅の劣化段階

劣化が始まったばかりの段階ではしばらく様子を見ましょう。

外壁に以下のような劣化症状が出た場合その段階はまだ劣化が始まったばかりであるため一時的に様子を見るという対処法でも問題ありません。

小さなヒビ

小さなヒビの場合すぐに修理する必要はありません。小さなヒビは多くの場合は初期の段階のサインであり長期的な構造的な影響を受けることは少ないです。 しかし、小さなヒビを放置することもお勧めしません。定期的な点検やメンテナンスを行うことが重要です。小さなヒビが成長して大きくなることもあるため定期的なチェックで早期発見することができます。 また、小さなヒビが見つかった場合は信頼できる業者に相談することをお勧めします。専門的な視点でどのようの対応すればよいか提案してくれるでしょう。 大切なことは劣化が始まったばかりの段階で小さなヒビが見つかった場合は焦らずに様子を見ることです。

汚れ

劣化が始まったばかりの場合特に汚れに関してはしばらく様子を見ることが重要です。汚れの原因はさまざまであり、環境や使用方法によっても異なる場合があります。 劣化と汚れが進行している場合には塗装業者や工務店などに相談してみることも検討しましょう。その場合も信頼できる業者を選び相談しながら最適な対策を立てましょう。 劣化が始まったばかりの段階では汚れに対して慎重に対処することが大切です。正しい手順を踏み適切な方法で汚れを取り除きましょう。こまめなケアと適切なメンテナンスによって、素材の劣化を最小限に抑えることができます。

2-2.外壁に現れる劣化症状の危険性と早期補修が必要な理由

建物の外壁がある程度の劣化をしている場合、その補修が必要になります。以下のような症状があり、建物の寿命の短縮などのリスクが生じるため、早急に補修を検討することが望ましいです。

早めのメンテナンスが望ましい劣化の状態

外壁のカビやコケ

外壁のカビやコケ

外壁の退色

チョーキング

外壁に大きなヒビ割れ

錆が出てきた

外壁の剥がれ

補修が必要? プロに診断してもらうメリットとは

経年劣化現象が進む中で住宅の劣化状況を把握し適切なメンテナンスを行うためには専門的な知識と能力が必要です。一方で自己判断は誤りの可能性があるため専門の立場からの判断が重要です。適切なタイミングで的確な対応を行わないと住宅に深刻な損害を与えることになります。外壁の補修やメンテナンスを行う際は外壁塗装の専門業者に依頼することをお勧めします。プロは目視で劣化の進行段階を確認し状況によっては外壁を打診棒で叩いて外壁内部の状態を音でチェックします。これらの専門的な手法で正確に外壁の状態を把握することができます。このような外壁診断を行い今後メンテナンスを行うべきかどうかを判断していきます。また、メンテナンスに必要な費用(見積り)も算出してもらうことができます。

3.外壁の劣化は放置大敵!メンテナンス方法と費用のまとめ

メンテナンス費用や施工方法

施工方法メンテナンス費用
外壁の一部だけの補修施工範囲や工法により変わる
外壁全体の塗装おおよそ70万~120万程度
(施工面積により変動)
サイディングボード外壁の張替え・外壁の増し張り張替え190万~
増し貼り140万~
※上記メンテナンス費用はあくまで目安となります。施工条件等で金額が変動することもあります。

3-1.外壁の一部だけの補修

一部補修とは劣化箇所だけを補修することを言います。 施工方法は以下のような工法があります。

  • クラック補修Uカット⇒ 電動工具でモルタル外壁のクラックに沿ってU字形に削る→U字型に削った部分にシーリング材を充填します→樹脂モルタル等で滑らかに表面を仕上げます→その後塗装を施していきます。
  • 「欠け」⇒サイディング外壁の一部を取り替える方法 劣化症状(劣化の種類)によって、部分補修に必要な修復作業は異なることがあります。また、部分補修には様々な方法が存在します。 なお、部分補修を施した際には、不可避的に修復箇所の跡が残ります。

3-2.外壁全体の塗装

上記の部分的な補修だけでは対処しきれない場合は外壁の塗装をすることをお勧めします。例えば、外壁全体に劣化が見られた場合や補修跡を残さずにメンテナンスを行うには外壁塗装は効果的です。 外壁塗装は壁全体の劣化を防ぐだけではなく外壁の外観を美しく復元することも可能です。また、新築時のように美しい外観にも仕上げることができます。

3-3.サイディングボード外壁の張替え・外壁の増し張り

外壁のメンテナンスには部分的な補修や全体を塗装するなどあります。外壁の劣化状態が進行して塗装を施しても性能が発揮できない場合やサイディングボードの耐用年数を超えている場合は「重ね張り」や「張り替え」といった手法を採用します。塗装などの塗り替えではなく外壁材からイメージを一新はしたい場合は重ね張りが有効な方法となります。透湿防水シートやグラスウールまで劣化が進行している場合は張り替えが必要になる場合があります。

3-4.外壁補修の際に見逃してはならない!シーリング補修の重要性

コーキング

外壁のメンテナンスを行う場合は同時にシーリング(コーキング)の劣化も補修することをお勧めします。シーリングとは外壁と外壁や窓などの接合部分に使用されるゴム状の材料です。ただし、モルタル外壁や樹脂系サイディングなど一部の外壁材にはシーリングが使用されていない建物はシーリングは必要ありません。 コーキングを傷んだまま放置すると劣化部分から雨水が浸入する可能性があります。これが内部に浸入すると早急に住まいの寿命を縮める原因となります。このような状況を避けるためには、劣化したシーリングをすぐに補修する必要があります。劣化の兆候として、以下のような症状があります。

サイディングボードのシーリング劣化部分

コーキングの剥がれ

コーキングの割れ

コーキングの割れ

4.外壁の劣化原因は?紫外線、風、雨がもたらす影響は?

外壁塗装を検討する方には「外壁がなぜ劣化してしまうのか?」という疑問を抱いていらっしゃることでしょう。 外壁が劣化する原因の中には紫外線、雨水、などが挙げられます。 具体的には太陽光が外壁に照射されることで紫外線や熱が外壁を傷つけていきます。そのため南側の外壁など特に太陽光の当たりやすい場所では劣化が進行しやすくなります。 また、強風や台風による激しい雨に晒されることで外壁の劣化は進んでいきます。

まとめ

どんな外壁材でも外壁が劣化することは避けることはできません。ただし、劣化の進行状況を把握することによってメンテナンスが必要かどうかを見極めていきます。経年劣化が始まったばかりであれば状況を経過観察して問題がない場合もあります。しかしながら、外壁の劣化が進行している場合には、速やかに補修を行うことを強くお勧めします。劣化したままにしておくと、雨水が侵入し住まいの建物が腐食し、早期に寿命を迎える恐れがあります。 外壁補修の工法は既存外壁の劣化状況に応じて変わります。上記に紹介した方法を参考に、専門の業者に相談し、補修方法を検討してみることをお勧めします。

なぜ外壁は劣化するのか

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