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外壁コーキングの重要性と適切なメンテナンス方法

外壁のコーキングは、家を守るために欠かせない重要な要素です。この記事では、コーキングの役割や劣化の原因、メンテナンス方法について詳しく解説します。

目次

外壁コーキングの基本知識

コーキングとは何か

コーキングは、外壁の隙間を埋めて、水の侵入を防ぐための材料です。シーリングとも呼ばれ、建物の寿命を延ばす上で重要な役割を果たします。外壁の継ぎ目や窓枠、サッシ周りなど、様々な場所にコーキングが施されています。

シーリングとコーキングの違い

シーリングとコーキングは、同じ意味で使われることが多いですが、厳密には素材や用途によって呼び方が異なることがあります。シーリングは、主に建築物の防水や気密性を高めるために使用される、弾性のある材料を指します。一方、コーキングは、シーリングよりも幅広い用途で使用され、接着剤や充填材としての役割も担います。外壁コーキングでは、シーリング材の一種であるシリコン系シーリング材が一般的に使用されます。

外壁コーキングの効果

外壁コーキングは、建物の防水性を高め、外壁の劣化を防ぐ効果があります。コーキングによって、雨水や湿気が外壁内部に侵入するのを防ぎ、外壁材の腐食やカビの発生を防ぎます。また、外壁の断熱性も向上させる効果もあります。適切なコーキングは、建物の耐久性を高め、快適な住環境を維持するために欠かせません。

外壁コーキングの劣化症状と原因

劣化の主な症状

外壁コーキングが劣化すると、ひび割れ、肉やせ、剥がれなどの症状が現れます。ひび割れは、コーキング材が乾燥して硬化し、収縮することで発生します。肉やせは、コーキング材が紫外線や雨風によって劣化し、表面が薄くなる現象です。剥がれは、コーキング材と外壁材の接着力が弱くなることで発生します。これらの症状が見られた場合は、コーキングの劣化が進んでおり、早めの補修が必要です。

劣化の原因

外壁コーキングの劣化は、紫外線や雨風などの自然環境による影響が大きいですが、施工方法や使用材料の質も影響します。紫外線は、コーキング材を硬化させ、劣化を促進します。雨風は、コーキング材を浸食し、劣化を加速させます。また、施工時に適切な処理がされていない場合や、品質の低いコーキング材が使用されている場合も、劣化が早まります。

劣化を放置するリスク

外壁コーキングの劣化を放置すると、雨水や湿気が建物内部に侵入し、様々な問題を引き起こします。カビや腐敗が発生し、健康被害につながる可能性もあります。また、シロアリなどの害虫の侵入経路となることもあります。さらに、外壁の劣化が進行し、建物の構造強度が低下する恐れもあります。外壁コーキングの劣化は、放置すると深刻な問題に発展する可能性があるため、早めの対策が必要です。

外壁コーキングの補修方法

打ち替えと増し打ちの違い

外壁コーキングの補修には、打ち替えと増し打ちの2つの方法があります。打ち替えは、古いコーキングをすべて取り除いてから新しいコーキングを施す方法です。増し打ちは、既存のコーキングの上から新しいコーキングを追加する方法です。打ち替えは、増し打ちよりも費用がかかりますが、より効果的に劣化を防ぐことができます。増し打ちは、打ち替えよりも費用が安く、短時間で施工できますが、効果が限定的です。どちらの方法が適切かは、コーキングの劣化状況や建物の構造などを考慮して判断する必要があります。

補修のタイミング

外壁コーキングの補修は、劣化が見られたら早めに実施することが重要です。定期的な点検を行い、劣化の兆候を早期に発見することが大切です。コーキングの劣化は、目視で確認できる場合もありますが、肉眼では確認できない部分も存在します。そのため、専門業者による定期的な点検を依頼することをおすすめします。

補修費用の目安

外壁コーキングの補修費用は、補修の方法や範囲によって異なります。一般的な費用の目安としては、1万円から5万円程度です。打ち替えの場合は、増し打ちよりも費用が高くなります。また、高所作業が必要な場合は、別途費用が発生します。補修費用は、事前に専門業者に問い合わせて確認することをおすすめします。

外壁コーキングのDIY方法

DIYに必要な道具

外壁コーキングの補修は、DIYでも行うことができます。DIYに必要な道具は、カートリッジガン、マスキングテープ、ヘラなどです。これらの道具は、ホームセンターで購入できます。コーキング材は、シリコン系シーリング材が一般的です。

DIYの手順

外壁コーキングのDIY手順は以下の通りです。まず、古いコーキングをカッターナイフなどで丁寧に剥がします。次に、マスキングテープでコーキングを施す範囲を保護します。コーキング材をカートリッジガンにセットし、コーキングを施します。コーキング材をヘラで均一に伸ばし、表面を仕上げます。最後に、マスキングテープを剥がします。

DIYの注意点

外壁コーキングのDIYは、高所での作業や専門的な知識が必要となるため、危険が伴います。安全に配慮し、無理のない範囲で行うことが大切です。高所での作業は、転落の危険性があるため、足場をしっかり確保する必要があります。また、コーキング材の種類や施工方法を間違えると、効果が半減したり、逆に建物を傷めてしまう可能性があります。DIYに自信がない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

コーキング補修のまとめ

外壁コーキングの補修は、建物の健康を守るために不可欠です。適切なタイミングでのメンテナンスを心がけ、劣化を早期に発見することが大切です。DIYで補修を行う場合は、安全に配慮し、無理のない範囲で行うようにしましょう。自信がない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

外壁コーキング サッサ周り打設

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この記事を書いた人

古宮のアバター 古宮 代表取締役

東京都八王子市で外壁塗装、防水工事を行っております。巧正株式会社の代表取締役。親切丁寧に対応させて頂きます!施工累計1000棟以上、外壁3500棟以上診断。外壁塗装、防水、コーキングの職人歴が15年以上。外壁診断士の資格保有。

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